裁判員に選ばれたらどうしよう?さっくの【裁判員裁判】体験談
裁判員制度が始まって15年以上。年間約8,000人が選ばれており、一生に一度当たる確率は約120人に1人と言われています。
さっくは実際に裁判員として参加しました。不安な方の参考になればと思い、体験談をお話しします。
通知と手続き
ある年の11月、裁判員候補者名簿に登録されたとの公式通知が届きました。最初は驚きましたが、アンケートへの回答だけで済みました。
その後しばらく忘れていたころ、裁判所から召喚状が届きました。
候補者として裁判所へ
約60名の候補者とともに裁判所へ。番号が割り振られ、アンケートの回答によって5名が別途面接を受けることに。
コンピュータによる抽選で6名の裁判員と2名の補充裁判員が選ばれました。
さっくは裁判員に選ばれ、なんとも言えない緊張感と運命を感じました。
裁判所でのオリエンテーション
選ばれた裁判員は宣誓を行いました。
裁判官・検察官・弁護人の紹介があり、服装は普段着でOK(スーツ不要)との説明があって少し安心しました。
裁判のスケジュール
期間:12日間
- 時間:9:30〜17:00
- 評議:10:00〜17:00
- 休日:土日・水曜1日
第1日目
傍聴席に記者・一般傍聴人がいる中での入廷は緊張しました。
本人確認・起訴状の読み上げ・権利の告知・被告人の主張確認などから始まりました。
第2〜8日目
証人尋問、被告人質問、検察・弁護人の論告・最終弁論が行われました。
裁判員も証人に直接質問するか、裁判長を通じて質問することができます。
評議と判決
4日間の評議期間を経て量刑について結論を出し、裁判官が傍聴人・記者の前で判決を読み上げました。
参加してみた感想
3名の裁判官がサポートしてくれたので、慣れない環境でも安心感がありました。
参加前は不安でしたが、実際にやってみると想定より対応できました。
司法のリアルを体験できる貴重な機会です。 情報だけでは分からない「生の裁判」を見られたことは、大きな経験になりました。
裁判員制度の現状(2024年)
制度開始15年で、12万4,000人以上が裁判員または補充裁判員を経験。
9割以上が「良い経験だった」「参加してよかった」と回答しています。
一方で課題もあります:
- 公判前整理手続きの期間:制度開始時2.8ヶ月 → 2024年は12.5ヶ月に延長
- 実際の審理期間:制度開始時3.7日 → 2023年は14.9日に延長
職場への影響や精神的負担が増えており、参加率への影響も懸念されています。
まとめ
裁判員に選ばれたら、まず怖がらずに参加してみてください。
裁判官がしっかりサポートしてくれますし、一般市民の視点が司法に取り入れられる重要な制度です。
めったにない機会ですので、もし選ばれたら前向きに参加することをおすすめします。
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